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モラルハラスメントについて

モラルハラスメントという言葉が聞かれるようになって数年が経ちましたが、配偶者のモラルハラスメントに苦しみながら生活しているという人は後を絶ちません。家族間だけで行われることで、周囲の人々には見抜くことが困難な場合が多いことが原因の一つです。加害者の表面だけを見て、家庭内における裏の顔を知ないことからモラルハラスメントの存在を見抜けず、被害者を孤立させることも多くあります。被害者自身もそうと気づかないで、自分自身の至らなさのせいだと思っていることがあります。知識と理解を深め、当事者だけでなくその周囲にいる人々がその苦しみに気づくことで、その被害者たちに手を差し伸べ、結婚生活を見直して人生の立て直しをするきっかけを作ることができるかも知れません。

モラルハラスメントの特徴として、「主に家庭や夫婦間のみにおいて起こる」「加害者は周囲の人たちに対して大変人当たりが良い傾向にある」「自己愛や自己正当性が強い」などが挙げられます。学歴が高く、これまでの人生を概ね順調に過ごしてきたなど、優等生と周囲から認識されている場合も多いようです。そのため被害者は、自分が悪く相手が正しいと思い長期にわたって我慢をしてしまうことがあります。加害者も家庭の支配者として君臨することを正しいと思い込んでいます。時には言葉だけでなく肉体の暴力にも及びます。支配を強めるために配偶者や子どもに対して無理難題を押し付けたり、小さなミスでも大きくあげつらったりすることで、常に怯えや恐怖を与えます。

モラルハラスメントは心の病と言われています。自分自身でも何が悪いのかがわからないため、配偶者から離婚の申し出があった時には、怒りを顕にして相手を責め、自分の正当性を主張します。過剰な暴力に発展する場合もあり、冷静な話し合いも見込めないため、別居するなどして物理的に離れることと第三者の介入や離婚訴訟に役立つ証拠を集めることが必要です。

結婚するまで気付かなかったという人も多いというモラルハラスメント。周囲の人々は尚の事、よほどの注意力を持っていないと気づけません。ほんの少しの疑問や不安を持ったら、独りで悩まず専門家の意見を聞いたり、周囲に助けを求めたりすることが大切です。

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