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家事相談室について

家庭裁判所には家事相談室という部署があります。家庭内、親族間などの揉め事を解決するのが家庭裁判所の役割ですが、やはり裁判所の持つイメージは固く、敷居が高いように感じる人も多くいます。そんな人はまず、家事相談室へ行き、どんなところなのか、どんな人が対応してくれるのかを見ることから始めましょう。調停のように話し合いの調整をしたり、裁判のように判決(結論)は出ませんが、良いアドバイスをもらえたり、今後の身の振り方(調停をした方が良いか、手続きの方法など)まで具体的に教えてもらえるでしょう。

家庭裁判所内の家事相談室では家庭裁判所調査官が家庭裁判所で扱っている離婚、遺産、扶養、子どもの監護についてなどの相談に応じます。家事相談は調停などの正式な話し合いの場ではありませんが、家庭や親族間の問題が円満に解決して家庭環境が良くなるためのアドバイスをしてくれます。また、内容によっては調停の申し立てのやり方や準備するものなどを教えてくれます。一人で悩んでいる場合には、まず話だけでも聞きに行くことで気持ちが落ち着くかも知れませんし、調停への一歩に踏ん切りがつくかもしれません。

家庭裁判所の家事相談は無料で行っています。一人当たり(1件当たり)30分程度の相談時間が得られるところがほとんどです。調停を考えている場合には、申し立ての実際に必要な準備について聞くこともできます。準備しなくてはいけない書類や費用、どのような手順で進められるかなど、教えてもらえるので、馴染みのない初めての調停でも安心して臨めることでしょう。詳細に悩みを聞いてもらい、具体的な解決策や自分に有利な進め方が聞きたい場合には、家事相談室ではなく弁護士事務所や法テラスを訪ねた方が良いでしょう。正式な依頼となれば費用も大きくなりますが、無料相談や時間ごとにいくらと決められている有料相談を利用することで出費を抑えて効果的に相談することができます。家事相談室よりも内容の濃い相談ができますし、中立な立場の裁判所より調停や裁判の有利な進め方を聞くことができます。

家事相談室や弁護士無料相談など、困った時は、無料で利用できる施設やサービスはどんどん利用して行くべきです。悩みを解消する手段を積極的に探していくことで悩んでうつむきがちな気持ちも前を向き、活力を得られるかもしれません。

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